たまたま土曜日が学校公開だったための振り替えで平日休みになったので、ここぞとばかりに映画へ。

もう、個人的にヒュー・グラント激ラヴなので、迷わず『ラブソングができるまで』へ。
あ、でも一週遅かったら『バベル』の公開とかち合ったから悩んだかも…。

で、とても良く出来たロマンティックコメディで、満足満足。

ヒューが80年代に売れたミュージシャン役なわけですが、出だしから当時のPVを思わせる今となってはオカシイ当時最先端の衣装を着て腰を振り振り歌っちゃうシーンなんて、なんて可笑しくてキュートなの!って感じ。

もぅヒューの定番になりつつある哀愁漂うダメダメオヤジ役も、それでもやっぱり素敵だったし。

ヒューをしっかり満喫出来たので良かったです。
「最近、顔色悪いですよ」
と養護教諭から言われ
「そうなんですよ、ここのところ体が怠くて…。疲れが溜まっているんですかねぇ」
と言っていた同僚が、突然入院した。

白血病だという。

なんていうか、正直わけが解らない。
つい先日までふつうに一緒に仕事をしていた人が、今は面会謝絶の無菌室で治療をしているとかいうのだ。
彼の方が年齢的にはいくつか上だが同期で、可愛いお子さんがいて、少し前帰るのが偶然一緒になって互いの親バカトークを少ししたのだけれど。
なんだか、やっぱり現実に意識がついて行かなくてわけが解らない。

なんというか、戻ってきて下さい、と強く祈るのだけど。と言うか、祈ることしかできないのだけど。
新人君が居る。
大卒ほやほやの22歳だとか言う。

最近は少子化と不景気が相まって採用枠が狭いから自然に新人って言っても講師経験のある30歳前後とかいうのが珍しくなく、

故に、

新卒の新規採用者なんて、ついつい構いたくなってしまうわけですよ。
あぁ、じぶんもすっかりオバサンな発想をするようになったなぁ。
しかし、ただ若いだけじゃなくメガネをかけた文学青年(国語の人なのだ)とか言われたら構わずにいられるわけがないわけですよ。


で、生まれて初めての授業デビューをしたというからついつい
「どうでした?」
と訊いてみたら
「動物園でした…。しかも肉食系の…。そこにナマケモノみたいなのがポツンポツンと生息って感じですよね…。」
真剣に、徒労感あふれ、ため息混じりに言うそのせりふに、大変失礼な話だが思わず笑ってしまった。

確かに。確かに動物園だよなぁ。
理性じゃなくて本能のままに生きている奴らの群だよなぁと。

こっちも猛獣使いとしての腕を磨かんといかんね。
新年度の授業がとうとう始まって。

4月は異様に疲れる。

にらめっこと言うよりガンの飛ばし合いに近い生徒からの品定めを受けつつ、こちらも生徒の品定めをするわけだけれど、異様に精神をすり減らされる。

なめられると授業崩壊が起きかねないからなめられちゃいかんし、変に強く出過ぎて反感をかいそっぽを向かれるのも避けたい。

生徒はこの授業ではどの程度手を抜けるか、携帯いじっても大丈夫か、ガムを噛んでいても許されるか試してくる。

そんなお互いの火花が散る感じが、でも実はそんなに嫌いじゃない。

半月もしないうちになれてお互いなあなあになって、だらりと間延びした空気しか漂わなくなる。
ピント張りつめた空気は、いわば風物詩的なもので、せっかく『風流』なんてすてきなもののある日本に住んでいるんだから、季節感の一つとして、せっかくだから楽しまないと、とかなんとか、セルフマインドコントロールでもせんとやってられませんよ。
コミック 藤田 貴美 幻冬舎

掲載がス●カになた時に、勝手な個人的思いこみで、発行が異様にのんびりになるに違いないとタカをくくり、ふと気が付いたら知らないうちに二冊も増えていたことに気づいて慌てて9、10巻まとめて購入&読了。
育児休業中の友人宅に行ってきました。

7ヶ月の赤ちゃんがいてね。。。女の子。


ありえないくらいカワイイから!


うちの子もこんなに可愛かったっけ?

やべぇ。もう一人産みたいぞ、こりゃ。


その友人も、その赤ちゃんが2人目なんで、「もう一人産んじゃえ」みたいなことをけしかけてくるし。


個人的には3人ほしいんで、ボウズが2歳を過ぎた今、2人目を…という気持ちはあるけど、なにぶん今の職場が片道1時間半だからなぁ。。。
あの壮絶なツワリの時期と臨月近くのお腹のありえないくらい重い時期にその距離を通勤する自信がなくて、もう少しして異動して職場が今より近くなったら、と思っていたんだけど。


やべぇ。もう一人産みたい熱急上昇中。

夫と相談だな、こりゃ。いや、結構マジで。

あかちゃんって、そういう気にさせる魔力みたいな可愛さがあるから危険だ。
新年度である。

どういう訳か、今年度、ビッカは労働組合の職場内青年部長になっちゃってびっくり仰天。

って言うか、別にそれ自体はびっくりでもなんでもなく、そしてビッカに人望があるのでもなんでもなく、ただ単に労働組合員が異様に少ない職場で、青年部にあたる年齢層にいるのがビッカ一人だから、ひとり青年部で、自動的にひとり青年部長、なわけで。

むしろ、青年部にあたる年齢層で労働組合に入っているのががビッカ一人って状態にびっくりだよ!!


異動されてきた方と初対面。
同じ部署で働く人とチラッと話をしてみたら、なんと共通の知り合いがいることが判明し、ソイツの話で異様に盛り上がってみた。

ちなみに、そいつは今、育児休暇中で、どういう偶然か、明日遊びに行く約束をしているヤツだったりする。びっくり。
友人宅に遊びに行ってきた。

遠い。。。片道2時間弱。

で、友人の子。

いつの間にやら5歳になったるよ。
おいおい、ついこの間生まれたってんで産院に見舞いに行ったばかりだと思っていたら4月から年長さんって、どんなミラクルだよ、と思っていたら自分もちゃんとその分老いているという現実があったりしたわけですが。

オタクである。

いや、ビッカが、じゃなくて。いや、ビッカも充分オタクなのは自明の理なのであって。

その5歳児が、オタクなのだ。

電車の。

5歳児にありがちのただの電車好きを通り越して、プラレールなんかもうとっくに卒業してNゲージでパノラマとか作ってたりするし、その一両一両を持ってきては「ねぇねぇ、これはもう廃線になっている○※△×(既にビッカにとっては宇宙後)でねぇ…」みたいな話を延々としてくれたりする。

すげぇなぁ。

と感心する一方、うちのボウズがこうなったら、ちょっとイヤだな、と思わず思っていしまったりした。

そのボウズは、一緒に連れて行くはずだったのが、朝起きてみたら声変わりをしていて、思春期の少年みたいな声をしてるんで、病院に連れて行った後、夫に託していたわけですが、帰宅してみたら泣きつかれて、育児疲れの夫と二人して行き倒れみたいに居間で爆睡していましたとさ。
やっと休みを取った。

ので、午前中に美容院に行って、

午後、アンフェア the movieを観てきた。

これって、これで『おしまい』じゃなく、『つづく』なのね。。。





で、ついでに夕方に春から社会人になる弟と落ち合って、以前から約束していた仕事用の鞄を見に行きプレゼントしたわけだが、末っ子は甘やかされて育ってるから当たり前のように1万5千円もする鞄を選びやがってっっ。こっちは突然懐事情がさびしくなってびっくり仰天だよ!
春休みである。
有給を使えば、仕事柄、休み放題なのである。
そう有給を使えばね。。。

今年度育休から復帰し、最近2歳になったばかりの病気ばかりするボウズをかかえるビッカには使える有給など既に存在しないから、毎日出勤するのである。

考えてみれば、まっとうな社会人として毎日働くのは当たり前な話なわけだが、しかし、商売相手(生徒)がいないので、家庭科の掃除ばかりしてみたりする。(本当はちゃんと来年度の授業準備とかしなけりゃいけないハズなんだが、そこらへんはいつもギリギリに追い詰められないとできないだめなヤツなんだよね。。。)

家庭科って、危険。。。

棚の奥のほうから、裏のほうから、次々と

昭和の香の缶詰とか調味料が出てくんの。

面白いよ、『賞味期限昭和66年』とか。
そこまで昭和ありませんでしたから!!みたいな。

一瞬ね、一瞬、そのまま、また戸棚の奥のほうにしまっておこうかと思っってしまったよ。。。
でも、きっと歴代の家庭科教員がそうやって恐れをなして「なかったこと」にした結果がこれなんだろうと思い、泣きながら処分したビッカってエライなぁ。。。
文庫 吉本 ばなな 文藝春秋

読了。

最近すっかり、超個人的なよしもとばななブームなわけですが。

何故なら、来年度の授業でちらりと『キッチン』の一部を取り上げようと思って読み返したらほかも読みたくなったから。


しかし、なぜ家庭科の授業によしもとばなな。。。(笑)

傍から見たらビッカはこいつマトモな授業をしてねーんじゃないか?状態だよね。。。
とても辛く、かつ、悲しく、かつ、憤りを感じることがあり、どう頑張っても真には冷静になれそうにないので、ふて寝します。

おやすみなさい。
文庫 よしもと ばなな 文藝春秋


自分が中高生だった頃、リアルタイムで読んだ吉本ばななの初期の作品がとても好きで、本当に好きで。

しばらく離れていたけれど、最近また読み出してみたら、最近の話は最近の話で、やっぱり好きだなぁと思った。特に短編が好き。

そしてやはり、ビッカが離れていた時期の作品は今読んでも好きになれない。

ま、それはどうでも良くて。

うん。周囲にいてくれる人間と、時間のゆったりとしたながれと、自然と、自分を取り巻くすべてを大切にしようって、そんなきになったりする。
うちのボウズは、まだ夜中に何回か起きる。
大抵は半分以下の覚醒状態で「ママ、だっこ〜」と言って人のお腹によじ登り、そのまま再び眠ってしまう。

けど、そうでない日もある。

昨日は夜中の3時にとにかく号泣されて。
理由を聞いても意味不明 で推測するしかない。
「のど乾いたのかな?お茶々飲む?」
「おちゃちゃない!びぇ〜」
「ちっち出たのかな?」
「ちっちない!びぇ〜」
「だっこ?だっこしてねんねする?」
「だっこない!びぇ〜」

わけがわからない。

どうにかこうにか宥めすかして意味をくみ取ろうとすれば。
ぷー。ぷーなの」
としきりに訴えてくる。

ふと見れば、ボウズはプーさんのパジャマを着ている。これだ!これが気に入らないんだ!わかったとばかりに脱がせようとすると更に号泣の度合いは高くなり必死に抵抗してくる。
じゃあプーさんのぬいぐるみが欲しいのかと居間から持ってくれば癇癪と共に投げ捨てられる。

もー、わけわからん、こいつ20分は泣き続けてるぞ、未明に。勘弁してくれ状態になってくる。

ボウズもこんな母親じゃ埒があかないと思ったららしく、泣き叫びながら「おんぶするー」「あっちいくー」と人を馬か何かのように扱い台所の端まで歩かて。

彼が手に取ったのはリップでした。

あー、ぷって、リップの。。。って、わかるわけないだろ、こらー!

で、ベッドに戻りボウズの唇にお望み通りにリップをちょんちょんと塗ってやったら、すぐに爆睡。

リップで、たかがリップで未明に30分も怒り狂って泣き叫ぶなよ、おい。

けど、冷静に考えれば、リップを塗ってほしいだけなのにお茶を飲めと言ったりパジャマを脱がしにかかったり必要もないぬいぐるみを持ってくるようなトンチンカンな親には、そりゃ怒り狂いたくもなるよなぁ、とちょっと反省。

言語という偉大なコミュニケーション・ツールの有り難みを忘れちゃいかんですね。

しかし、ボウズにはリップなんて小さいことに固執しない大きなオトコってやつに是非是非なって頂きたいものです。

な…なんですと!?

2007年3月15日
生徒に言われて、さすがにビックリしたセリフ。

「え?これって点数になんの?今までのも?」

なんの話かって言うと。
授業のプリントを回収していたときの話ですよ。
毎時間授業の終わりにプリントを集めていたのは採点のためだったのかと。そうと知っていたらもっとちゃんと取り組んだのにと。なぜ言ってくれないんだと。

おい、待て、こら。

え?じゃ、何か?成績評価のためでも何でもなく、ビッカが個人的な趣味かなんかでプリントを集めていたとでも思っていたのか?コラッ。

大抵のことじゃ驚かないけどね。流石にビックリだよ、アンタ。言葉もないってやつだね。驚愕
viva!happy birthday! 自分!なビッカなわけですが。


そして、望むと望まざるとに関わらず

三十路welcome!!

と迎え入れられてしまったわけですが。


三月なんかに生まれているので当然同い年の友人ズは既に三十路ゾーンでビッカの到着を待ちわびていたわけで、ヤツらは口々に

三十路、いいよ〜

とか言うわけですよ。

なんかもうジタバタしてもしょうがない吹っ切れた感じが楽

とかなんとか。


まぁ、時間はたっぷりありますんで、思う存分堪能したいと思います。
BRAUN電動ハブラシ『オーラルB デンタプライド』

夫にリクエストしていた誕生日プレゼントが到着。

すげー!!


なんか、すごい振動がするんですけど。


語彙に乏しく陳腐な表現で申し訳ないが感動した!!
単行本 江國 香織 小学館

読了。

基本、出来るだけ文庫化してから購入するようにしているのですが、ワケ有りで、ハードカバーのうちに読むことに。
でも発行は2004年で全然新刊ではないよね、すでに。

ビッカの地域の朝○新聞は、月に一回地域の文化会館を借りて映画を上映するという文化事業(?)を行っていて、いつもは平日開催だからまったく応募しようもない感じだったんだけど、たまたま3月は今週末の日曜日に開催するって言うんで母と行くことになり。それが『間宮兄弟』なんで課題図書として読まにゃいかんだろうと、そんなわけで。

なんつーか、江國香織らしい話だなあ。
これを独身の人が読んだら結婚したくなくなるよなぁ。

苦痛だよぉ

2007年3月8日 お仕事
テスト、なのです。

学年末考査。

テストって苦手。

?テスト監督が苦痛。
50分間、ただただ時間を潰すのって大変なんだもの…。勿論カンニング対策の巡回したり、生徒の落とした鉛筆拾ったりはするけど。でも、カンニング防止のために監督教員の内職が禁止されているので、退屈極まりない。しょうがないから掲示物を片っ端から熟読し、画鋲の数まで数えてみたり、無闇やたらと教室内をぐるぐる巡回したりする。回遊魚かよ。


?テスト問題の作成が苦痛。
作成自体が面倒くさい。
平均点が20点とかだったらどうしよう、とか、逆に90点だったらどうしようとか考えはじめて、いやいやみんなが高得点ってことは自分の授業が素晴らしくわかりやすいかみんなが良くテスト勉強をしたという喜ばしいけっかなのであって良いのだ万歳と思う反面、点数バラケないと成績付けづらいなぁとか自分勝手なこっちの都合が頭を掠めたり、配点がうまくいかなくてどう組み直してもすっきり100点になんなくてウッキーッてなってみたり、何度も何度も見直したのに毎回誤字脱字とかのミスが出るし、時には訳の分からないドでかいミスをやらかすのでそんなことがあったらどうしようというプレッシャーでぐるぐるしちゃったり、要は面倒くさいからイヤだったりするのです。


?採点が、なにより、とてつもなく、苦痛。
教員の仕事で一番キライな仕事かも。
なんかね、あの、○、○、×、○、×、×、みたいな単調さが耐えられない。飽きっぽい自分の性格がいけないのかも知るないけど。すぐ現実逃避に別のどうでもいい仕事をしちゃって最終的に切迫した状態で泣きながら脇目も振らず採点せざるを得ない状況に、なぜか毎回追い詰められる。
それこそ単位習得のアブナイ生徒の解答が、×、×、×、×、×の採点中にスリル満点なのも怖いし、その結果8点とかだったりして「ひーっ」って青ざめるのも精神的にダメージでかい。




って言うか、今、この瞬間も、採点がイヤで現実逃避してブログを打っている自分の存在自体が苦痛。

ちなみに今回も当たり前のように問題に間違いがあり(一次災害を一時災害とか書いちゃったし)、今のところ8点という最低点を要注意人物が出していて十分肝を冷やしているので、今後の採点で最低点が更新されないことを切に願うよ、本当に。
辛いものが好きです。

お気に入りの某亀●製菓の唐辛子煎餅をラインナップから排除した近所のコンビニに本気で殺意をおぼえるくらい、

辛いものが好きです。

特に疲労やストレスの度合いが増すと、無性に食べたくなり止まらなくなりがちで困る。



そんなわけで(どんなわけで?)労困憊ストレスたっぷりな気分で、職場でひとり真っ赤っかな唐辛子煎餅をバリバリ貪っていたら、同僚であり職場一若い生物のY先生に

辛味は、脳にとっては痛みと同じ刺激なんですよ〜。だから辛味好きは痛み好きってことになって、無類の辛味好きを自認するビッカ先生はドMってことですねー」

とニコニコ言われてしまった。



M!?しかもドM!?



自分じゃ生徒に説教してみたりしてちょっと悦に入っちゃったりしてみたりするからちょいS風味?とか勝手に思っていたんですけどね。
それがドMですか。

そうですか。そんなこと言われた日にゃ、ずっと母だと思っていた親が実は父でしたくらいの、天動説が実は地動説でしたくらいの、それくらいの衝撃なんですが。

あらあらまぁまぁどころじゃない。

とかビビってみたものの、結局今日も昼にタバスコがんがんにかけてペペロンチーノをぺろりといただきました。

いいよ、もう。これからの人生、ビッカはドM(口腔内限定)として開き直って生きていきますよ。いいさ、どうせドMさ。
ふーんだ!!(とか言いながら、この日記をどのテーマに設定していいかちょっとだけ苦悩。グルメ?ま、いいか、グルメで。じゃ、グルメってことで)

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