ラブホ471日目:おかわり
2007年9月1日 らぶほ2 コメント (2)11:30-18:00 点検20+セット+回収ほか+クイックメイク5部屋
今日は、Zさん(20代後半・昔の森尾由美似)とアニキ(20代後半・ゲイ風マッチョ)が早番、#さん(60代前半・元美容師)と$君(10代後半・ギター少年)が遅番の勤務。”色っぽい人”改め”トド山さん”(アニキが命名)が欠勤して、私がフロントになった。
出動の時、フロントの制服を着た特大君に会った。立派になって…と、息子の晴れ姿を見た親のような思いがして、思わず目頭が熱く…なりはしなかったけど感動の対面だった。
気合いを入れてセットを開始すると、社員のイケメン氏から「客室にスキンのおかわりを届けてほしい」と電話がきた。がってんだい!と思ったら「お客様が顔を合わせたくないと仰るので、なるべく顔を見ないように渡して下さい」との事だ。
何だかドン引きだ。ラブホまで来て往生際が悪いったらありゃしない。「ゴムは貰いますけどセックスなんかしませんよ」とでも言い逃れるつもりかい?そんなに気まずいなら何ケースでもゴム持参で来ればいいじゃん。私だって恥ずかしいよ。
それに「見るな」と言われると余計に見たいのが人情ってもんでしょうに。こんな男に限って、ホントは「見るがいい!絶倫の俺様を!」と思ってるかもね。フンだ。意地でも見ないから。頑なにドアから手だけを出してスキン6個を届けた。
続いて点検中の部屋に特大君から「客室にバスタオルやフェイスタオルの追加を届けてほしい」と電話がきた。他でもない特大君からの指示なので大急ぎで届けに行くと、部屋から見覚えのある中年男性が出てきて「あ!どうも」と言われた。
「前にも会ったよね?」的な「あ!どうも」だったので全速力で記憶を辿ると、前回Sさんと、4P部屋へリネン類の追加を届けた時に出てきた男性だった。その時にSさんが「今の人、怖かった」と大騒ぎしていたのを思い出した。
何でも怖いという若年性怖い怖い病のSさんがあまりに「怖い」と騒いだので、私まで怖くなったんだった。で、今回、なぜ私まで怖いと感じたのか分かった。その男性が俳優の故クリストファー・リー氏に似ているからだ。
クリストファー・リーといえば、私が子供の頃の吸血鬼映画シリーズのドラキュラ役だ。子供心に怖かった記憶が蘇ったのだった。
リネンの追加ってことは、吸血鬼氏ったら今日も昼間っから3Pか4Pで生き血吸い放題ってことですか。そうですか…。
夕方、物凄く忙しくなった。今週の土日はX君が里帰りで休みなのに、偏屈王がどこにも居ない。また忙しさにテンパって非常階段にでも隠れているのか?と思ったら出てきたようなので確認すると、懸命にセットや点検をしてくれていたのは特大君だった。
なんて有り難い。特大君たら頼れる社員さんになって…と目頭が熱くなった。
17時半にZさんが早退する為、代わって私がアニキとベッドメイクをした。
アニキは待ってました!と言わんばかりに「トド山さんて、アレで飲み屋でも働いてるんだってね。白髪混じりのボサボサ頭のデブのオバサンを使ってるスナックって、どんだけ場末さ?あの太り方、あの髪、清潔感がまるで無いのに飲食店勤めなんて有り得ない」と、唐突に毒舌だ。
みかやん「あの…トド山さんて?」
アニキ「フロント色っぽい人が休憩室で横になってる姿を見たら、腹が小高い山で、寝姿がまるでトドだったよ」
みかやん「そ…そんなに太ってるかなぁ」
アニキ「十分ラージでしょ。客前に出せる容姿じゃないよ!馬鹿っぽいし!」
みかやん「店に出る時はちゃんとするんじゃないの?」
アニキ「アレにメイクして髪セットしたって知れてるっしょ」
あくまでも否定的だ。アニキとトシが近いから気になるのか、アニキの会社がバーやラウンジも経営してるから飲食店に携わる人間が気になるのか。それとも地雷でも踏まれて恨んでいるのか。
アニキのトド山さんに対するマシンガンバッシングにたじたじだったが、この後アニキはますます毒舌になっていった。
今日は、Zさん(20代後半・昔の森尾由美似)とアニキ(20代後半・ゲイ風マッチョ)が早番、#さん(60代前半・元美容師)と$君(10代後半・ギター少年)が遅番の勤務。”色っぽい人”改め”トド山さん”(アニキが命名)が欠勤して、私がフロントになった。
出動の時、フロントの制服を着た特大君に会った。立派になって…と、息子の晴れ姿を見た親のような思いがして、思わず目頭が熱く…なりはしなかったけど感動の対面だった。
気合いを入れてセットを開始すると、社員のイケメン氏から「客室にスキンのおかわりを届けてほしい」と電話がきた。がってんだい!と思ったら「お客様が顔を合わせたくないと仰るので、なるべく顔を見ないように渡して下さい」との事だ。
何だかドン引きだ。ラブホまで来て往生際が悪いったらありゃしない。「ゴムは貰いますけどセックスなんかしませんよ」とでも言い逃れるつもりかい?そんなに気まずいなら何ケースでもゴム持参で来ればいいじゃん。私だって恥ずかしいよ。
それに「見るな」と言われると余計に見たいのが人情ってもんでしょうに。こんな男に限って、ホントは「見るがいい!絶倫の俺様を!」と思ってるかもね。フンだ。意地でも見ないから。頑なにドアから手だけを出してスキン6個を届けた。
続いて点検中の部屋に特大君から「客室にバスタオルやフェイスタオルの追加を届けてほしい」と電話がきた。他でもない特大君からの指示なので大急ぎで届けに行くと、部屋から見覚えのある中年男性が出てきて「あ!どうも」と言われた。
「前にも会ったよね?」的な「あ!どうも」だったので全速力で記憶を辿ると、前回Sさんと、4P部屋へリネン類の追加を届けた時に出てきた男性だった。その時にSさんが「今の人、怖かった」と大騒ぎしていたのを思い出した。
何でも怖いという若年性怖い怖い病のSさんがあまりに「怖い」と騒いだので、私まで怖くなったんだった。で、今回、なぜ私まで怖いと感じたのか分かった。その男性が俳優の
クリストファー・リーといえば、私が子供の頃の吸血鬼映画シリーズのドラキュラ役だ。子供心に怖かった記憶が蘇ったのだった。
リネンの追加ってことは、吸血鬼氏ったら今日も昼間っから3Pか4Pで生き血吸い放題ってことですか。そうですか…。
夕方、物凄く忙しくなった。今週の土日はX君が里帰りで休みなのに、偏屈王がどこにも居ない。また忙しさにテンパって非常階段にでも隠れているのか?と思ったら出てきたようなので確認すると、懸命にセットや点検をしてくれていたのは特大君だった。
なんて有り難い。特大君たら頼れる社員さんになって…と目頭が熱くなった。
17時半にZさんが早退する為、代わって私がアニキとベッドメイクをした。
アニキは待ってました!と言わんばかりに「トド山さんて、アレで飲み屋でも働いてるんだってね。白髪混じりのボサボサ頭のデブのオバサンを使ってるスナックって、どんだけ場末さ?あの太り方、あの髪、清潔感がまるで無いのに飲食店勤めなんて有り得ない」と、唐突に毒舌だ。
みかやん「あの…トド山さんて?」
アニキ「フロント色っぽい人が休憩室で横になってる姿を見たら、腹が小高い山で、寝姿がまるでトドだったよ」
みかやん「そ…そんなに太ってるかなぁ」
アニキ「十分ラージでしょ。客前に出せる容姿じゃないよ!馬鹿っぽいし!」
みかやん「店に出る時はちゃんとするんじゃないの?」
アニキ「アレにメイクして髪セットしたって知れてるっしょ」
あくまでも否定的だ。アニキとトシが近いから気になるのか、アニキの会社がバーやラウンジも経営してるから飲食店に携わる人間が気になるのか。それとも地雷でも踏まれて恨んでいるのか。
アニキのトド山さんに対するマシンガンバッシングにたじたじだったが、この後アニキはますます毒舌になっていった。