11:00-18:00 点検23+セット+ダスター上げ+ルームサービス他

今日は、Cさん(60代前半・元看護師)とSさん(10代後半・初バイト)の二人勤務で、私がフロントだった。元々今日は休みだったが偏屈王が退職したので、休みを返上してフロントで出勤となった。お陰様で偏屈王が居ないんですから、喜んで出勤させていただきますわ。

出勤すると会社から通達が回ってきていて、Cさんが「これ何だのさ?読んでも意味分かんないわ!」と不機嫌だったので、サッと目を通した。

みかやん「会社で障害者の雇用状況を把握したいから、賛同してくれて障害者手帳や知的障害者手帳やらを持ってる人は申し出てくれって話だわ」

Cさん「そんなのUさんしか居ないべさ。知的障害のを持ってたとしても会社には言わないべさ」

みかやん「会社の調査に協力したい人だけでいいらしいよ」

Cさん「それだら意味無いべさ。何だの?わちの年金手帳は関係ないのかい?」

みかやん「関係ないよ(萎)。はいはい、じゃ読んだら自分の名前の欄に○付けることになってるから、Cさんの欄にも○付けとくよ」

それ以上、何か言うと面倒なことに巻き込まれそうなので、さっさと切り上げた。Cさんは「意味分かんない」「意味ないべさ」と不服そうだったが、「や〜凄いね。ココだけでパートが60人も居るんだね〜」と話を逸らした。

このところずっと、朝はCさんの泣き言から始まるので、一足先に出動した。

いつもどおりセットを始め、浴槽の縁に上がって窓を開けて降りようとした時に、お湯に浮いた泡の隙間から、得体の知れない茶色い物体が無数にお湯の底に沈んでいるのが見えた。

驚いて浴槽に落ちそうになったが無事に降りてから、もう一度、泡の隙間から浴槽の底を覗き込んで思わず「うわっ!何、コレ!」と叫んでしまった。どう見てもハンパ無い量の水中分解したウン○だ。所々に1センチ角ほどに切られたタマネギのようなモノも見える。

あまりのことに立ちつくしていると、背後から「フフフフ」という男性の笑い声が聞こえた。私は、この脱糞の主が忘れ物でも取りに戻ってきたのでは?と思い、更に硬直した。恐ろしくて振り返るに振り返れない。

勇気を振り絞って振り返ると、精算機の調整に来た支配人殿だった。助かった!と思った。

みかやん「あのっ!あのっ!浴槽の中が大変なことになってるんですがっ!」

支配人殿「ん?どんな感じ?血か何か?」

みかやん「便的なモノが、お湯の中でバラバラになってて…ど、どうしましょう!」

支配人殿「”便的なモノ”かい。フフフフ」

そう言って支配人殿はそのまま立ち去ってしまった。ちょ、ちょっとぉ!助かったと思ったのに助からないじゃん!コレどうすんの?と、たちまちテンパった。

こんな現場に一人取り残されてもどうしようもない。支配人殿から特別な指示が無かったということは、普通に栓を抜いて出りゃいいんだ。お湯もウン○も綺麗サッパリ流れ去ってくれるんだろう。

そう考えて、フェイスタオルでボールチェーンを掴んで栓を抜き、シャワーで手と足を洗ってから、逃げるようにその部屋を出た。

ったく、人ん家の風呂でひでぇことしやがる!

いつも思うけど、こーゆーのはプレイ的な黄金排出なのか、事故的な脱糞なのか…どっちにしても本人も浴槽の中でウン○まみれだったってことだ。不慮の事故的な脱糞でジェットバスのスイッチがオンになってたとしたら…と考えたら気が遠くなった。

半年ほど前に関東方面のホテルで1億円ぐらいの黄金風呂が盗まれたという事件があったけど、これもちょっとした黄金風呂だよね…(萎)。

こんな日に限って、私の今日のお弁当はハヤシライスだった(泣)。

夕方、社員旅行から帰ってきた二宮和也似氏からカジノのトランプと韓国海苔のお土産を戴いてゴキゲンでいたら、Cさんに「アンタには敵わないわ!アンタは若くて綺麗だもんね!」と凄い剣幕で怒鳴られた。私は若くもなければ綺麗でもない、何を言いだすやら…。

何だか踏んだり蹴ったりの一日だった。最近のCさんは怒りっぽいし愚痴っぽいしひがみっぽいし、手が付けられない時がある。老人性のうつ病か何かだろうか?怖いのでCさんのことはソッとしておいた。

お気に入り日記の更新

日記内を検索