年単位でのお久しぶりですね。いやはや。
一年もありゃなんだかんだ変わるものでしてね。
結婚とかしちゃったりしてー。RADIOHEADのライブ行っちゃったりしてー。
Perfumeオリコン1位とっちゃたりしてー。

ようやくネット環境が整ったのでメモ書き位はしたいものですね。
皆様の日記も読みたいし。
(しばらくすぎて相互リンク一人もいなかったらどうしよ)とか思ったのは内緒ね。

ここ半月で読んだ本メモ。

『ブッダ』手塚治虫…「聖☆お兄さん」読んでたら読みたくなり再読。
           顔がいきなり変わるところは何回見ても笑える。
『ロコ!思うままに』大槻ケンヂ…変わらないのがいいところ?
『ストロベリーナイト』誉田哲也…後味悪いとか薦められて読んだけど、
           そうでもない。むしろ結末のグダグダサに後味が悪い。
『酔いがさめたら、うちにかえろう』鴨志田穣…西原サイドから見ているだけでは
           なかなか見えない。
『いけちゃんとぼく』西原理恵子…2回読んだ。

『ディスコ探偵水曜日』舞城王太郎…上の途中。状況を整理しながら読むので
           なっかなか進まない。全然進まない。本当進まない。


ではまた☆近いうちに。秘密日記あり。

Video Game ナムコ 2007/03/15 ¥2,940

『ぴったん♪ラーラもじぴったん♪』
いつもは音オフの私がわざわざ聴くほどのこのBGMうた。

http://namco-ch.net/mojipittan/

お試しでいくつか出来ます↑。

いや、今ハマってるよ、って話。
DVD GDH 2007/08/22 ¥7,980

お久し振り。いやほんとお久し振り。
DNの皆様、よくリンク切らずにいてくれました。
愛してます。あー、とりあえず土下座でいいですか?靴、舐めましょうか?

最近読んでませんなぁ。西原理恵子の「毎日かあさん」の
鴨ちゃん出戻り編でもう、えぐえぐ泣いてるくらい。

あとは、これ観てる。「ぼくらの」。
つーかこれ高いな。7980円もすんの。サウスパークBOXで買えるじゃん。
そういやサウスパークって新作はもう日本では出ないって話だけど
それってそれって本当なんでしょうか。解決策は?

いやいや、「ぼくらの」。
チズこの巻じゃあんまり出てなかった気もするが
チズ結構好きなんでこの巻で。
先が気になってもう。漫画買っちゃおうかしら、位の勢いよー。
でもアニメは完結してるけど、漫画はしてないんでしょ?
いや、よく分からないんだけど。
本当、勢いで文字打ちしてゴメンね。正直気持ち良い。(変態)


シロップは解散するし、脛毛は容赦無く伸びるし
クリスマスは近いし、M-1は糞だし、流星群は来るし
何も食ってなかったら腹はへるし、生活してるだけでゴミは出るし
イケメン美容師には変な髪形にされるし、
マックのケロロ軍曹キーホルダーをくれる人が居るし、
チズは盗撮担任とセックスするし、
年末のカラオケ屋は変な客ばっかりだし、犬には噛まれるし
インタビューで「XXXXな所もありますしー」で繋げる俳優に腹が立つし
一時間ほどニコ動でTDLのアトラクション絶叫をみてたりするし、
そしてそれだけで満足して「自分じゃ絶対乗らねぇ」と思うし、
家族は元気だし、天気は良いし、
大事にしてくれる人も居るし、漫画喫茶で5時間寝られるし
RADIOHEADの新譜も出たし、Bjorkは来日するし
9mmのライブはチケットだけ取って行く気失せてやめたし
子持ちでディズニーシー行って、見事に振り回されるし、

そうそう、私の毎日は結構なんだかんだと悪くないんだ。
もちっと本読みます。更新できないものね。

バットン

2007年9月17日
【あなたの一番好きなものバトン】
ノリさんからきたよぃ。
公私ともに友達が少ない私はなにげにバトン大好き。

*複数回答不可!*

☆動物は?
カエル・ラクダ・犀。

☆お菓子は?
チョッコレイト。

☆料理は?
カレー。うどん。カレーうどん。

☆缶ジュースは?
おしるこ。

☆インスタント食品は?
冷凍のUFO。

☆寿司ネタは?
ハマチ。

☆パンは?
ナイススティック。まだあんのか?

☆ドンブリは?
親子丼。あ、かぶった。

☆お酒は?
ビール。ジントニック。あ、またかぶった。

☆TV番組は?
毎回撮ってくれんのは日本の話芸?あとお笑いオンエアバトル。

☆洋楽は?
RADIOHEAD。最近はBEN HARPER?

☆歴史上の人物は?
千利休とかどうよ?(どうよと言われても)

☆作家は?
舞城王太郎・伊坂幸太郎・戸梶圭太・奥田英朗。
最近はもっぱらこの4人。あとジャック・ケッチャム。

☆言葉は?
『醜い女はいない。ただ、どうすればかわいく見えるか知らない女はいる』
いろんな意味で印象深い言葉です。戒めの意味もこめて。

☆お店は?
お店、ねぇ。あ、ISSK市の某居酒屋。大好き。

☆洋服は?
ツモリチサトは好き。見る専だけど。

☆靴は?
ルコックのなんとかって奴。愚弟にボーナスで買ってもらった。

☆香水は?
ワタヌキさんのいつもしてる奴は良い匂いだなー。なんて奴だろ。

☆アウトドアスポーツは?
私はスポーツに尽いては語る口を持たない。

☆インドアスポーツは?
た、卓球?

☆装飾品・貴金属類は?
ピアスが好き。

☆季節は?
春。

☆落ち着く場所は?
好きな人の部屋。友達でも恋人でも。

☆旅行先は?
あんまり行ったことないんだよなー。飛騨高山?

☆ティッシュの銘柄は?
えー?あ、エリエールみたい。

☆色は?
緑。

☆麺類は?
あ、そばも好き。

☆ゲームは?
牧場物語とか!

☆舞台は?
ラーメンズとかいいっすね。TAKEOFF行きますよ!10/31に。

☆かならず6名名指しで指名して下さい。
ではここだけにとどまらず。スルー上等。
アランたん
ベルベットさん
Rin君さん
繭さん
もりのいずみさん
たまちゃん

イェア!!
ISBN:4062757419 文庫 本谷 有希子 講談社 2007/05/15 ¥470

友人が本谷有希子は素晴らしい、と褒めるのでまずは一冊。
映画化されるらしいですね。

妹に『容姿以外は何も持ってないのに』と冷めた目で見られながらも
自分は特別だ、信じ抜く女優・澄加のお話。

なんだかこういう自意識過剰・自信過剰・過自己愛の女って
小劇団に山ほど居そうだな、と思いながら読む。
いや、私割と小劇団の観劇好きなんだけどさ。
著者も嫌って程見てるんだろうなぁ。
いやむしろ本人が少なからずこんな感じ?

自己愛過多の澄加に振り回される家族がどこか滑稽で可笑しい。
特に澄加に負い目のある(この辺は実際に読んで欲しい。ちょっと面白いから)妹からの
視線は冷めているようで、妙に熱がこもっていて、それもまたオカシイ。

それに何より188ページからの展開はもう最高。
スカッとしたね。ビバ!カタルシス!
いや、良い娯楽作でした。タイトル負けしてるとは思うけど。



追記:映画はサトエリが澄加やるそうで。プププ。
あと、待子が永作はちょっと納得できまっせん。
兄ちゃんの永瀬も納得できーん。
密かに私の脳内ではキム兄に変換されていた





★★★★☆
ISBN:4829162767 文庫 むー 富士見書房 2004/11 ¥525

なにこれ。

読んだ直後の私の一言はそれで。
実弾主義の主人公と、虚言と空想に逃げる藻屑。

子供と暴力と言う組み合わせは無条件に怖い。
逃げ場の無い恐怖。抵抗が許されない事の恐怖。
勿論私だって知ってる。
皆、子供だったんだもの。
いわれの無い暴力も、保護されない心細さも子供には死活問題だもの。

ま、物語としてどうかといわれたら
「タイトルの秀逸さと同じクオリティではないですね」
くらいの。

だいたいどんな物語でも美男美女であることが絶対条件で
重要な役割を担う登場人物は皆美形で
そもそも登場人物が美形である事はそんなに重要な事なのか、と。
魔法使いの兄にしても、海野父雅愛にしても
主人公にしても、藻屑にしても、みんな揃いも揃って美形描写が。
心理描写の先にある美形ならまだ分かる。
この本に限った事じゃないが、容姿が美形である事ってのは
物凄く分かりやすくて安易なキャラ設定でありますなぁ。

私は不細工でも美人でもなくやたらと暗、じゃなくて
不細工でも美人でもないのにきっちり感情移入できるような
素敵な主人公に心を預けたいのです。

あーもう自分が何書いてるのか全然わかんねー。

★★★☆
ISBN:4167679663 文庫 美濃部 美津子 文藝春秋 2005/11/10 ¥530

落語愛好家で良かった、と思う瞬間ってのがある。
何気なく寄った寄席のトリで。
チケットを3ヵ月前から取って楽しみにしていた地元のホールで。
顔見知りの蕎麦屋のイベントで。

そこで噺家さん達の『良い時期』に触れる一瞬だ。

この良い時期ってのも本当人それぞれで
二つ目の勢いの良かった頃が実は一番フラの良い部分が活かされてた、なんてのもあるし
勿論歳を取れば取るほど良い枯れ具合になってくる人もいらっしゃる。
噺家さんが歳を取っていくのと同じ様に自分も同じ様に歳を取っていく。
良い時期も良くない時期も、同じ様に見ていける。
受け取る方の好みも変わってきたりして。

さて、そこでこの本。
志ん生、馬生はもう仕方ないとして、
志ん朝は私にも見られる可能性があったんですよ。
だって2001年まで生きてたんだもの。落語に丁度興味を持ち始めて少し経った頃。
どうして見ておかなかったんだと地団太を踏みたい気持ちだが、
いやだってそんなに早く居なくなると思わなかったんだものなぁ。

お陰で今の私が触れられるのは
映像を残すのを好まなかった志ん朝が
それでも周囲に説得されて残し始めた映像たちと
妙に色っぽい声で話される音源だけ。

『生きてるうちにもう一度見ておきたかった』
これ、実は全ての落語愛好家さんの誰もが持ってるものなんじゃないかしらね。
対象は誰であれ。私は圓生の高座をどうしても見たかった。無理だけど。

だから今現存(動物か)の噺家さんで、少しでもみたい人の高座は
ついつい無理をしてでも見に行ってしまう。
『今の談志は良くない。昔の談志は――』という話を聞いても
それでも私は談志に触れに、わざわざ県外まで出向く。
で、まんまと感動して帰ってくる。
『談志なんか好きじゃないやい』と言いつつ、それでもヒト世代を担った名人である事をしみじみと実感する。
実際の高座を見ないとまた伝わらねぇのよ。この落語って奴は。

美濃部家の長女の妙にあたたかい目線で見た志ん生、馬生、志ん朝。
噺家としての父・弟達を語れる人は数多くいるだろうが
家族としての志ん生、馬生、志ん朝を語れるヒトは多分このヒトだけだろう。
『芸は人なり』は先代の小さんのモットーであったが
まさに三種三様、芸と人柄がリンクする。

亡き名人を見られなかった、と地団太を踏むよりは
今『良い時期』の噺家さんに触れたい、と最近は思う。
志の輔、談春、菊之丞、雲助、白鳥、竜楽。
まだまだ一杯いる。しばらくは飽きないだろうと思うのですよ。

小三治引退説が気になるところです。



★★★★(読書感想文じゃねぇじゃん)

The World e.p.

2007年8月10日 音楽
9mm Parabellum Bullet 菅原卓郎 CD EMIミュージック・ジャパン 2007/05/16 ¥1,500The World

うーん。ライブの方が良いな。(当たり前の様で当たり前じゃない)

お久しぶりです。
リンクしてる皆様の日記を見ながら、
放置してるのは誰でも無い自分だ、と気付いてビックリ。
他人事かよ。
いやいや、サイト日記とかミクシーとかは割と更新してるからさ、
なんか更新してるような気分になっちゃったんだよ。

ま、いっか。(いいのか!?)

私は元気です。
最近は、どうでしょう?本読んでないー。
舞城王太郎が新潮文庫で知らないうちに出してて焦って探してる。
CDは自分にしては割と聴いてる方かも。
SmashingPumpkinsの新譜とか、
BUTTELSの新しいのとか、
今更TheBirthdayとか。
この9mmとか。
あとは福島のフェス行ったりした。フジロック行きたかったー。
暑くて暑くて洒落にならない。

じゃ、久し振りなので軽く秘密書いとこ。
Video Game アルケミスト 2007/02/22 ¥7,329

原作も一応最後の一作を残してやってるけど
思ったよりは良い出来じゃないじゃないでしょうか。
澪尽しのラストは好きですね。

ただ、ただ。
私、あの『俺達はXXXじゃないかッ!!!!』みたいな
ちっさい『ッ』と『!!!』を多用したテキストに
少しイラッと来るクチです。
佳境になればなるほどコレばっかりになる。
まるで『…』を多用しすぎる山田悠介のテキストのようだ。

いや、今日は秘密日記書きたかっただけです( ´_ゝ`)

乱鴉の島

2007年5月23日 ★★★
ISBN:4104308021 単行本 有栖川 有栖 新潮社 2006/06/21 ¥1,785

本格ミステリ大賞受賞作家。
敢えて言おうと思う。
有栖川有栖をデビュー作から見てきた私が言おうと思う。

『え。それで?』

孤立した島。殺人事件。高名な先生。
偶然迷い込んできた主人公達。
有栖川有栖の拘る『本格要素』を詰め込んだ一冊。

でもなー、なんつーか。
華がねぇのよ。話に。
それは火村萌えが無いとかそういうんじゃないのよ。
突飛なトリックとか、奇想天外な真相とかそんなんいらないんだけど
『さ、殺人事件だ。おお、面白くなってきた』
みたいな話の緩急があってようやく面白くなるんだけど
その『転』の展開があまりにスローで
ページを読み進める幸せがあまり感じなかったのです。

この人の短編は『トリックありきの物語』な感じがどうしてもある。
それはミステリーとしてはいいけど小説としてはどうなの?
と思ってしまう。
これを含めた長編は小説らしくはあるけど、
ミステリーとしては面白くない、のですよ。
江神シリーズはちゃんと『ミステリー小説』な感じがするのになぁ。
あ、あくまで独断で言ってるけどさ。

ま、この人と法月綸太郎は文句言いつつ次巻も読むんだけどさ。
そういえば絶叫城は読んでないんだけど、火村の過去は明らかになったの?



★★★
ISBN:4840237158 文庫 紅玉 いづき メディアワークス 2007/02 ¥557

昔の私がおそらく初めて自分を捻くれものだと思った、
そのきっかけは『星の王子様』だった。
抽象的でもっともらしいことを言って
分かったような感じの雰囲気だけじゃない?と思った。
勿論今になって思えば、その頃より少しはましな読み方は出来るはずなのだが
それでも私の『星の王子様』に対するなんかもやもやした感情は依然として存在する。
そのもやもやは『絵本』を愛する大人に対するモヤモヤとほぼ同じで
バシッと文章に答えを出さず、なんだかわかったことようなことを言って、
結局読者が抽象的な言葉の意味を考える
禅問答のようなこのスタイルがどうも苦手なのだと思う。

さ、で。この本。オススメされたので読んでみた。

人里で虐待され奴隷として扱われてきたミミズクという少女と
迷い込んだ魔物の森で会った夜の王のお話。

ま、こんな悪筆の私が言うのもなんだけど、
物凄く文章が拙いっすね。句読点の打ち方がおかしい。
それも個性!と思える、テンポ作りの句読点じゃないのよ。
故に所々で妙な躓き感がある。

物語は、うん、ラノベと言うより児童小説。
悪い人が全然出て来ないというか理不尽な出来事が起こらないので
安心して読める。
ミミズクは可愛らしいし、感情移入もしやすい。
幸せになって欲しいと思える、こりゃ結構大事ですよね。
まぁ、残念ながらこの物語で泣けるほど私は心が綺麗ではなかった様だが、
それでも性善説を信じてみたくなるような物語だなぁ。
(あ、そういや私そうでなくても性善説支持派でした。)

あとはこれ、装丁の齎した勝利。



★★★★(星の王子様愛好家の皆様、ごめんね)
ノリさんから回って来た。
あらバトンなんか滅多にまわってこないから
父さん頑張っちゃうぞー。(何このウザキャラ)

■7バトン■

1.まずは自己紹介を7項目にまとめて

*舌足らず。リアルでも自分の歳+1で自己紹介する癖がある。
*趣味、読書・音楽・落語鑑賞。前2つ最近おざなり。
*背が低い。完全な夜型人間。
*家族ラブ。犬ラブ。愛犬(別。ベツ。シーズー♂無愛想)ラブ。
*リミッター外れるような酒の飲み方が好き。
*他人の薦めるものは一応手にとって見る。
*カエルモチーフの物に目が無い。

2.自分の性格を簡単に7つあげて

*偏屈。
*大雑把。
*いきあたりばったり。
*臆病。
*見栄っ張り。
*でも意地は張らない。
*物事は『好き』か『無関心』。私の辞書に『嫌い』は無い。

3.好きな曲を7曲あげて

*『ペチカ』MO’SOME TONEBENDER
*『LONELY DAYS』PENPALS
*『LITHIUM』NIRVANA
*『望みの彼方』GRAPEVINE
*『fakeplastictree』RADIOHEAD
*『黄金の月』スガシカオ
*『Ru’srock』CONDOR44

なんとなく今の気分で。

4.好きな芸能人・有名人・スポーツ選手を7人あげて

*柳家小三治(贔屓贔屓。)
*浅井健一(たまに恐ろしくピントの合った事言うから好き。)
*ラーメンズ(ま、ここはね。片桐仁カワユス!)
*笑い飯西田(単に私の男の好みですね。)
*二葉亭四迷(私の最終目的である。多分辿り付けないけど。)
*舞城王太郎(まぁ、ね。ここはスルーしといて。)
*ビョーク(楽曲を物凄いと思ったことは無いが、自分自身を惜しげも無く『素材』をして扱える所は素直に凄いと思う。あと声。)

5.このバトンを7人に回して

では相互の皆様。
やってみたい方いらしたらどうぞ!
IIIIIII←バトン。
他人の薦めるものは一応手にとって見る私。
因ってたまにケロロ軍曹はじめ、こういう類の物も見る。
だってさー。皆口を揃えてハルヒハルヒ言うじゃん?

不思議現象大好き。憂鬱な日常で足掻くようにそれを望む
美少女主人公ハルヒ。
それを淡々とツッコミながら傍にいる語り手キョン。

巨乳美少女未来人朝比奈みくる。
宇宙から来た長門有希。
エスパーの古泉一樹が集まり始め、

ハルヒが望んだように世界が動く。

なんつーかさー、壮大なんだか規模が小さいのか。
唯我独尊。ボーイミーツガール。(反対か)
文字通りハルヒが世界の中心な訳だ。

だれだって、世界の中心は自分で
自分にとって自分は特別で、自分が死んだら世界は終わる。
自分自分自分。
誰だって一回は思った事がある筈。
自分は価値のあるものだと、何かに影響したいと。

「あたしは特別じゃない」と子供ながらに思い知らされたハルヒの
それでも特別な立ち位置というか。
「ハルヒがそう望んだから、君がそこに居る」
「ハルヒが望まないから、そうなった」
世界の中心、涼宮ハルヒ!!!
僕らはハルヒの思し召しの元に!!

阿呆か!!

と、思いながらもDVD6巻まで借りてきて見てしまった。
多分、アレだ。朝比奈さんが、アレだ。
あと、アニメが妙に高クオリティ。端々まで可愛い。

命令口調で滅茶苦茶で傍若無人でちょい焼き餅焼きのハルヒ。
このキャラを嫌味のない物に、愛して貰える物に書くのは
難しいと思うなぁ。実際私、たまにキョンと共に失笑しますもの。

惜しむらくは私自身があまりアニメに詳しくない為
パロディの元ネタが分からない所ですかね。
ケロロ軍曹と同じで元ネタの分からないパロディほど
置いていかれてる事を感じる物はないもの。


DVDの続きは見るかもだけど、多分本は読まない。
本の方が面白いんだろー?どーせ。

あと、平野綾は天才的に可愛い。
ISBN:4104669024 単行本 絲山 秋子 新潮社 ¥1,260

こんちはッ。もうすぐバレンタインですね。
バレンタインと言えば何処かで見たこのウタ、秀逸だと思いませんか。

妹が 義理だからねとチョコをくれ
君が義理なら どんなにいいか


ホラ、秀逸。

最近半年ほど間をあけてやっと読書が苦じゃなくなってきた。
ぼちぼち読書日記再開させようと思います。
ええ、自分が後に読み返す為に。

で、再開一発目はこの本。
絲山秋子と言うこの作家さん、実は本は初めてなの。
でも私、この人の事は結構知ってる。
ラジオで話してるのを何回も聞いたことがあるから。
さらりとカラッとした話し方をする人だった。

そんな先入観を持って読んだこの本。
句点で細かく区切られるアッサリとした独白調の本文に
著者の影が見え隠れしますなぁ。

内容としては、まぁ右とか左とかそういう活動に傾倒してた
主人公のそのアトの人生のお話。
40歳の主人公がエセ神父と出会って考えて、
それでも人生は続いていく話。
夢があっても思想があっても恋があっても
それが終わった後も人生が続いていく、そんな話。

リズムがよいので非常に読みやすいのだけれども。
序盤の方の主人公の科白。

俺は賛成でもアルカリ性でも無いぜ。

というこの科白に私は「あざとさ」を感じたクチですわ。
狙いすぎだろ。空気は練り上げて出すもんじゃねぇでしょ。
ま、このセンスが合う方なら多分私の7倍は楽しめるんじゃないでしょうか。



★★★★

The Civil War

2007年2月5日 音楽
Matmos CD Matador 2003/09/23 ¥2,035Regicide

毎年誕生日に、音氏がCDをくれる。
今年はMATMOS。ちなみに去年は山下達郎だった。

貰ってしばらくはBGM化してたんだけど、
最近これがなかなか。良い意味で雑然としてて良い。

私、生活の中で割と音楽を聴かないのよ、実は。
「NO MUSIC,NO LIFE」じゃないの。全然。
静寂も好きだし、生活音も好きだし、流し聴きしてるテレビの音だって好き。
バイトへ行く車の中には落語のCDしか積んでない。
本職仕事で流れてるのはBGM化しちゃってて頭には残らない。

それでも、どうしても、その力に頼らざるをえない時があるわけです。
誰かの作ったメロディーにコード進行に歌声に空いちゃった所を埋めてもらう時があるわけです。

初めてRADIOHEADを歌詞を見ながら聴いた時、大袈裟じゃなく打ち震えたんだ。
「この人たち、変態だ。
世界に向けてこんな自分を曝け出して、
たくさんの人達に自分の恥部を声高に歌い上げて。
嘲笑が怖くないのか」と、な。

シロップも私の中ではそういう位置なんだけど、五十嵐はまだ自己陶酔があるからまだマシなんだよ。
自己陶酔(自己嫌悪)は自分に対する免罪符なんだ。
自分で自分を客観的に観てる“つもり”で、自分を責めて許される気になる。甘いんだ。
いや、どっちがいいというわけでないよ。結局はどっちも昇華手段だし。

で、好き嫌いで括れなくなっちゃったんだよ。
2003年のサマソニで観て、脳裏に焼き付いちゃったしなー。

ああ、違う違う。マトモスの話なんだって。
何レディへ話をしてるんだ。私は。
そういや私の知人元古着屋店員氏は「デッド」って略してたけど。
ああ、だからいいんだって。

ま、いいか。


スガシカオ10周年であちこちでスガシカオ。
スガシカオといやぁ私にとっては「黄金の月」なんだけど
この一曲を作っただけでスガシカオのアーティストの存在に意義がある。と断言できる程好きな曲なんだけど、
(泉谷しげるの春夏秋冬のごとく)
今日、PV付きでテレビで聴いて、口ずさんだらちょっと泣けた。

で、昨日?の深夜にRIPSLYMEのテレビでのライブを観た。
HIPHOPはお遊びでやってる物なら割と好きだ。
(説教臭いのとか悪い人ぶってるのとかどうかと思うの。
日本人なのに“スラムが”とか言われても。)
楽しそうで非常に良かった。
お客も楽しくて、演ってる方も楽しい。ナイス。

で、さっき、トップランナーでYUIを観た。
「新曲パッと聴きは新鮮で良いけど、何回も聴いてると飽きてくるな。深みがねぇ。」と思った矢先のテレビ出演。
正直、TOKYOのラスト近くでマイクから離れて肉声で歌うの、アレ結構来たよーー。
演出なのかYUIがそうしたいと思ったのかはこっちからはわかんないけど
肉声が妙に色づいてて非常に良かった。


そういやテレビの話しかしてない。元手の掛からない話だな。
申し訳なかった。しかも意味の無い長文。おいおい日記じゃん。
NINE INCH NAILSの来日はこっそり行こうかな、と思ってます。
あとメンツによってはアラバキ。
スクービーとバインのライブ観たい。



★★★★(ヒミツ有)
DVD バンダイビジュアル 2006/08/25 ¥3,990

あけましてオメデットございます。
更新頻度の酷い当ブログですが、今年もどうぞよろしくお願いします。
そろそろ本も読めるような気がしてきました。時間的にも精神的にも。

さて、最近の私のリラックスタイムには欠かせないのがこのケロロ軍曹。
元々アニメはガンダムくらいしか観ない私ではございますが
知人のN君が「最近ハマっている」と言っていて
どんなもんかしら、と観始めたら自分もすっかりハマってしまい、
はや三ヶ月が経とうとしております。

何故このケロロ軍曹に私が癒されるのか。(この癒されるって言葉、胡散臭ぇな)

答えは簡単。
「どんな事があっても必ず皆定位置に収まる」ところなんですな。

地球侵略してても、家主の夏美や冬樹と喧嘩しても
仲間内で揉めても、異星人が攻めて来ても、

ケロロ軍曹は相変わらずのらりくらりとへっぽこ軍曹で
ギロロ伍長はいつでもかませ犬で
タママ二等兵は可愛い事とパターン化された豹変が売りで
クルル曹長はこの手のキャラにあるまじき陰険さで
ドロロ兵長は影が薄くて今日も忘れられている。

何が起こっても誰が何を思っても次回に行ったらまた同じ毎日。
(昔、渡辺浩弐の「1999年のゲームキッズ」で同じ一日を永遠に過ごす人の短編があったな。アレは地味に怖かった。)
変わらないことへの安心感。
いつでも同じ形でそこにあることへの安堵感。

なんだかんだと疲れて深夜に帰ってくる私には
この「変わらなさ」と「中身の無いバカ騒ぎ」にひたすら安心するのです。
あちらこちらに散りばめられている新旧名作アニメへのオマージュ的小ネタも一々私のツボを圧します。
万人に勧めるのはちょっと気が引けるのだけれども
ハマる人にはぐだぐだと病み付きになる感じのアニメでございます。王道なのに完璧に王道になりきれない感じとか。
あと、ケロロの尻が可愛い。

個人的にクルルの陰険さと性格の悪さは観ていて気持ちが良いです。



★★★★

Adore

2006年12月11日 読書 コメント (4)
TheSmashingPumpkins CD Virgin 1998/06/02

バイト先で先輩(女29歳)に
「使えない人。なんでこの子が一年経たずで責任者なのかしら」
と言ったような目で見られ、
本職でも鋏は巧く扱えず、
恋人に自分の存在を必要以上に隠されることが最近はなんだか辛く、
愛すべき友人たちは年末の忙しさにてんてこまい、
バイト先のカラオケ屋では王様気取りの客ばかりで、
正月のざわざわする忙しさに怯える最近の毎日。

食べたら太るから、一本だけ煙草を吸いました。
で、スマパンのライブDVD観ました。
あまりに撮り方ダサくて、メロディが綺麗で、

明日も頑張ろうと思いました。



★★★★☆
(画像はアドア。わしゃこのアルバムが好きなんでね)
ISBN:4062647915 文庫 柳家 小三治 講談社 ¥770

えーと、実家サイトを一度でもご覧になった方はご存知だと思いますが
私は落語好きでございます。二十歳そこそこの時に目覚めました。
ひそひそ自分だけで楽しんでいたのに、
ちょっと前に宮藤勘九郎がドラマに仕立てて流行りモノみたいに扱われるようになって
なんとなくお外で公言しなくなりました。
今になって思えばなんであんなに意固地になってたんだろうなぁ。
ま、今でもかのドラマを観てない自分にちょっと引きますよ。
クドカン結構好きだし、見たら面白いのは分かってるから余計にな。

さ、そこで柳家小三治。
私はこの柳家小三治が大好きなのであります。
古い日本人体型、ごつくて顔が四角くて、目が小さくて、
声が低くて、蟹股で歩いて、いつも難しい顔をしていて。

その癖、飄々としてて、柔軟なのに芯が通ってる。
割と地位だとか名人とかにこだわる噺家さんが多い中、
そんなもん柳に風で受け流し。

まさに私の理想の噺家さんなのですよ。

で、その小三治のまくら(本来の意味でのピローじゃねぇよ?)を
速記で集めたこちらの本。の、第二弾。
なんで一段から書き始めないのか、と尋ねられても困るんだけど。
なんとなく。なんとなくよ。

先代小さん、故圓生(私はこの人の話を聞くのが大好き。噺も好きだけど)、先代正蔵(故彦六)に
蒟蒻問答の所作で各々に注意され、どうにもならなくなった話や
小三治という名前の話。
パンダの話。
初高座の話。病気の話。

噺家・柳家小三治だからこその面白い受け取り方と言うよりは
一人の郡山剛蔵としての思考回路というのでしょうかね。
どの出来事も、自分が中心に居ながら主観過ぎない。
無駄に逆らわない。
強情にならない。
人間歳食ってくると固まりがちだし、特に爺さん社会で頭でっかちで凝り固まってくるだろうに
(それで本来自分が憧れてた落語の芯からずれて来る。そんな人ばっかり。)
この小三治という人のこの「柳に風」スタンスは私は本当に愛すべき物だと思うのです。

ま、速記本なんで、小三治の口調をまったく分からないと
ちょっと読みづらいのかもしれませんね。
じゃ、最後にちょっとだけ引用。

そのときは、人情噺こそが最高のものと思ってました。まだ素人だったんですね。
それが、噺家になって月日がたつにつれ、泣かすことより、笑わせることのほうがよほど難しいことだと。だって、人間は張り倒しゃ泣きますけどね(笑)笑えーったって笑いませんよ、なかなか(笑)。ほんとに心から笑うってゆうことは。


あ、やべ、CDじゃ我慢出来なくなってきた。



★★★★
DVD 東芝EMI 2002/09/30 ¥3,200

このDVDの宇多田観て思ったよ。私。
『カメラを周りの人に渡して
自分を一番綺麗に撮ってくれる人と結婚すべきじゃないか』
なんて馬鹿げたこと。
それじゃぁ、写真家は引く手数多じゃんなぁ。なんて。

私さ、紀里谷和明の作る映像が好きなのかもしれない。
紀里谷の作品に出てる宇多田は妙に綺麗なんだよ。
チープな言い方をしたら魔法使いに魔法を掛けられたかのように
映像の中で活き活きとキラキラと。
結婚したからどう、とかじゃなくて、花瓶と花が綺麗に調和してるというか。
宇多田が一番綺麗に映るように撮ってる。
ま、そのためのPVなんだけどね。でも本当に綺麗なんだよ。
悪評散々だった『キャシャ―ン』はどうなのかしら。

メイキングが入って、PV。
『FINAL DISTANCE』から『traveling』『SAKURAドロップス』
まで、メイキングが面白い。
端から端までの『モノを造る人』たち。
一瞬映るだけの歯車でさえ誰かが作らにゃ出来てこない。
至極当たり前の事なんだけど、本当に実感出来るようないい出来のメイキングなんだよなー。
勿論スタッフロールではいろんな人の顔が出る。
メイキングってもっと退屈なモンだと思ってたよ私は。

ま、後半はちょっと失速気味でその辺が残念かね。
『DeepRiver』のPVは特に。

森の中の『集落』と呼ぶに相応しい村で宇多田がその住人達と美しい風景で絡む。みたいな映像なんだけど、
(これ、宇多田現地行って無くない?いや別にいいんだけど)
集落での暮らしを妙に神聖視しているような
孤独を浮き立たせる象徴の森、のような。
なんか良く分からんが前3作に比べて『安直』なんだよ!

まぁそんな毎回毎回手間隙金かけて作りゃいいってもんじゃない。
それはわかってるのよ。
でも映像がシンプルになるのと、表現が安直になるのは違うでしょー?

私、宇多田は好きなことやればいいと思うよ。
売れ線とかキャッチ―さとか取っ払って歌いたいように歌えばいいと思う。
際立って好きって訳じゃないけど、
この種の天真爛漫さってのはそれだけで充分素敵だと思うからだ。

いやー。レンタル200円で借りて観たんだけど
200円で観るのは申し訳ないなかなか見応えのある作品っした。



★★★★
ISBN:4883790681 コミック 西岡兄妹 青林工芸舎 ¥1,575

ドウモ―。オヒサシブリデェス。(ラーメンズノリで)
相も変わらず本には触ってないのですが
たまには更新したいので更新します。(頭悪そう)

お兄ちゃんがストーリーを作って妹が絵を書く、という
この西岡兄妹なのですけれども、
ストーリーたるストーリーがあるようで無い。
言いたいことも有るようで無さそうで。

そう、とにかく境界線レス。

世界と自分とか
現実と夢とか
自分と他人とか
男と女とか
光と闇とか
善と悪とか
生と死とかが

紙一重なんて距離のある描かれ方じゃない。
おなじ物として描かれるんだ。

まぁ、物語を色々穿った見方をするのも面白いけれど
一ページ一ページが額に入れて飾れるくらい綺麗なのよん。
一度手にとって見てぺらぺらと見てみて。
合わない人はそれっきりもう関わらなくてもいいけど
何かしらを感じる人には、手放せないものになりますよ。

あんまり漬かっちゃうと疲れるんだけど。

オススメは顔の無い女のお話。 

男の独白。
「僕がタスケテクダサイというのは
タスケテクダサイということなのか
タスケテクダサイと叫びたいと言うことなのか」

顔の無い性格の良い女と暮らし始めたその男が
ちょっとした好奇心から女の顔に挿入する。そしてすぐに射精する。
癖になって女の顔に射精していた男。
好奇心で女の顔を覗き込み、足を滑らせ吸い込まれる。
その中は月が一つ。あとは闇、闇、闇。
そして最初の独白に回帰。

新作はもう出ないんだろうか。



★★★★☆

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