んな都合のいいもんねーだろぅ、あるんダヨー。
どうもAOKAGEです^^

えー、ただいま私大入試のまっただ中な訳ですが、受験会場が全て東京と言うことで
東京の有名なMTGの大会が運営されている某所の近くにある親戚の家に下宿させていただいております。
今日はそこのPCから更新中。

と言っても他人の入試事情など全くおもしろくないと思うので自分で作った流れをブッタ斬ってMTGの話でも。

ドラルヌコンの話@第二回
世間では《根絶》が有能か否かということで論争が起こっているようですが、
実際こういうのって使ってみないと分からないよね。
ということでいろんな意味で注目カード《根絶》を使ったドラルヌコンをご紹介。

『ドラルヌでアドバンテージを稼ぐデッキ、略して【ドブヴァンテージ!!!】(ヲイ』

2:《ザルファーの魔道士、テフェリー》
1:《死者の王、ドラルヌ》
1:《ジョダーの報復者》
1:《骸骨の吸血鬼》
4:《マナ漏出》
4:《ルーンのほつれ》
3:《根絶》
4:《撤廃》
1:《取り消し》
4:《熟慮》
4:《差し戻し》
3:《神秘の指導》
1:《入念な考慮》
1:《暗黒破》
1:《突然の死》
1:《魂の捕縛》
−計36枚
4:《湿った墓》
2:《地底の大河》
2:《ロノムの口》
2:《戦慄艦の浅瀬》
4:《霜の湿地》
8:《冠雪の島》
2:《冠雪の沼》
−計24枚

サイドボード
4:《ヴェナーリアの微光》
2:《盗用》
1:《複写作成》
3:《ファイレクシアの鉄足》
1:《滅び》
4:《夢次元の芸術家》

今回は結構まじめに考えてみました。
じゃあ、いくつかあまり見ないカードが有ると思うので、それらを中心に解説を。

★《ジョダーの報復者》
誰も知らないカードだと思うけど《ウルザの報復者》っていういにしえの時代のアーティファクトクリーチャーの亜種やね。
オリジナルと比べてずいぶんこいつは能力が豪華。
マイナス修正で「シャドー」or「警戒」or「プロテク(赤)」or「二段攻撃」とどれをとっても青のカードじゃありません^^;
ぱっと見駄目なアンコの好例である「器用貧乏」っていう風に見えるけど
こいつは結構馬鹿に出来ない。
まず、ダメージソースとして見る場合、弾丸のごとく相手の命を確実に削る。
だってほぼ確実に4点クロックを刻むことが出来るんだから。(シャドーと二段攻撃)
4点クロックってのは黒青コントロールというアーキタイプでは大満足では無いけれども合格点だ。
そして壁として見た場合、こいつは意外と堅牢な砦だ。
タフネス4はBorosやGruulにはサイズ負けしないし、何よりプロテクション(赤)のおかげで火力じゃ死なない。
一方的に相手のアタッカーを潰すことが出来る。
どう?ちょっとは使えそうな気がしてきたでしょ?
まぁこいつ単体ではセレズニアがかなりサイズ的にしんどいし、赤以外の除去には無力だけど
そこは他のカードで十分バックアップできる範囲だと思う。
もともとこのデッキでは対Borosに圧倒的に効いて、尚かつフィニッシャーとしてもなかなかって意味合いで入れてるカードだから
そこまで死に辛いカードじゃなくても良かったってのもある。本当のフィニッシャーは《骸骨の吸血鬼》だしね^^;

★《根絶》
このデッキの中枢となるカード。
これ積むと、理不尽なまでに青系コントロールに強くなる。
《差し戻し》消すとかウハウハだよね。
《根絶》が使えないって言う人の中には、これをオーバーキルな墓地対策カードって見る人が結構いるけど、それは違うと思うんよ。
これは墓地をリムーブするのは副産物で、メインの効果は相手のデッキ内容を知れるってこと。
一言で言うと超強い《のぞき見》や《摘出》って感じ。
上二つは覗くだけだったから使われなかったけど、《頭蓋の摘出》を例にとって見ればわかりやすいんじゃないかな。
クラニアルは「キーカードのリムーブ」+「相手のデッキ情報をほぼデッキレシピ並みのクオリティで見れる」
ってのが強かった。
勿論リムーブは強いけど、デッキを全部見れるのはそれ以上に強い。
コントロールってのはいわば情報戦だからね。
そんでこの《根絶》。これは一回食らってからってのが前提だからクラニアルよりは一見弱そうに見える。
でも《頭蓋の摘出》と違ってメインに積んでもあまり苦心せずに相手のデッキ内容を知れるんだ。
なんとそれがたった1マナで、インスタントで、しかもカウンター不可。
これは破格以外の何者でもない。
まぁ最初は自分もこれが使えそうな感じはしなかった。
でも情報戦って観点から見ると、そんなことは言ってられないって気付いた。
このカードは化ける。

★《ロノムの口》
これはいろいろな意見があると思うんだけど、自分は黒青コンはコントロールを狩れなくちゃいけないと思っている。
んで現環境でコントロールを狩る一定条件としてテフェリーを殺すってのがあるでしょ。
だから一番打ち消されにくいこれを選んだってわけ。まぁAOKAGEは不確定要素っていうのが大嫌いな小心者なんで^^;

★《ベナーリアの微光》
前でもちょっと書いたけど、このデッキはコントロール、具体的にはウルザトロンをメタにおいている。
んで青コン同士でこれを使うとどういうことになるか。
エンドに相手のカウンターを抜いて、テフェリーが出て速やかにゲームが終わる。
同じハンデスである《迫害》より全然使いやすいんじゃないかな。

★《盗用》
これもトロンメタなアンチカード。
これで何するのか。
これ使うと相手の《強迫的な研究》で3ドロー出来て、おまけになんかハンデスさせられる。
それで引いた3枚の中に《根絶》があったらもう笑いが止まらないでしょ。
つまり、カウンター+αのアドバンテージが4マナで取れるってこと。
だから意味合いとしては《徴用》と似てる。限定的になって軽くなった《徴用》だね。
押してる状況では《TimeWalk》にもなったりするのも特徴。

★《複写作成》
なんかネタなにおいがプンプンするよねぇ^^;
でもこれ見た目以上に強いんだよ?
自分が説明してもわかりにくいだろうから例を挙げると、
「PTチャールストンで確か鍛冶友浩さんがファイナルかセミでこれを使って相手のハンドにカウンターが無いのを確認。その後にフィニッシャーだった《シミックの空呑み》をプレイして逆転勝利」
っていう場面があって
それを見てて、「あぁ、これはこういう使い方をするカードなんだ」ってその時自分は初めて気付いた。
つまり情報戦って観点からすると、《根絶》よりも直接的なアドバンテージを取れるデッキ覗きカードってわけだ。
そういうカードが決して弱くないのは《根絶》のところで書いた通り。

★《夢次元の芸術家》
なんでも手札が《砕土》になるナイスガイ。
コントロール同士の対決ってのは土地たくさん置ければ有利になるんで、こういう痒いところに手が届くカードはありがたい。
トロンの強みは圧倒的なマナ・クワンティティだからね。それを潰すって書いてる以上、こっちもそれなりに土地が必要だったから、そういう意味ではこいつは本当に偉い。
かといってふつうのデッキならディスカードはしんどいからこれはなかなか入らない。
だけど、そこはなんたってドラルヌコン。デメリットを最低限まで減らしてくれます。

★雑感&概略
ドラルヌコンって環境でもかなり遅いデッキだから、無理にビートをメタるのは焼け石に水だと思うんよ。(一応サイドからは《ファイレクシアの鉄足》が入るから耐性は多少あがるけどね)
だったら色の特徴であるアンチコントロールとして尖った構成にすればいいじゃない?ってことになった。
んでもってメタはとにかくトロン。
URだろうがWUだろうがUBだろうが関係ない。
AOKAGEは元来、あの「揃わなくても強い、揃うともっと強い」とかイミフなデッキが大嫌いだったからね!(怒
実際青黒って色はPLC参入で本当にコントロールに強くなったと思う。
《ヴェナーリアの微光》《夢次元の芸術家》《根絶》が入ったって事で。まぁ前述の通り回り出すまですんごいトロいからビートは相当キツいけどね(汗
でもそういうクセのあるデッキもたまにはいいでしょ。
つーわけで、全国100万人のドラルヌコンファンと、全国1億人のトロン被害者の皆さん、お気に召したら使ってみてはどうでしょう?

それじゃまた(´・ω・`)ノシ

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