エリート教育

2006年11月29日 社会
世の中にエリートとは必要不可欠な存在です。

それは、何故か?

皆さん、例えば昨今の環境問題にどのような取り組みをされていますでしょうか?

おそらく、しっかりやっている人でも、省エネに取り組むぐらいが関の山だと思います。

そして、根本的解決策は、偉い官僚や科学者がなんとかしてくれるだろうと思っていませんか?

ハイ、これぞ、エリートの必要性を裏付ける、凡人の考えです。

エリートは必要不可欠な存在なのです。

で、今現在の制度としては、実は、このエリートになる権利は、全国民にほぼ平等に与えられています。
ようは、勉強すれば良いのです。

格差社会とか言いますが、あれは、途中で戦線離脱した人間が必要不可欠なエリートに対しての妬みです。

元々のセンスとして、勉強できるできないは若干あるとは思います。
しかし、そのファクターは、誤差程度だと思います。

私だって、今学校に通っていますので、このまま院に進学し、博士号をとれば、科学者になることは、意外と簡単かもしれません。
でも、私は、そろそろ戦線離脱です。
これ以上は興味もありませんし、科学者になりたいとも思いません。
今までは、エリートしか表に出てきませんでした。
例えば、物書き。

記者、小説家等、それなりに書くことに精通した人のものを、多くの人が吟味し、人の目につくようなシステムになっていました。

しかし、今は違う。
私のような駄目学生でも、世界中に自分の文章を発信できます。

そしてその文章は、誰も吟味していない、ただ私一人が好き勝手に書いた文章です。

誤字脱字は当たり前。意味不明な文章表現や、間違った考え方、何でもありです。

インターネットの情報には信憑性がないと言われる理由はそういうことで、誰も吟味せずに、情報が開示されてしまうところにあるのだと思います。

新聞、書籍などには、多くの人間が吟味し、何度も推敲を重ねた情報であることから、必然的に信憑性が高くなるのだと思います。

いいかげんな情報の最たるはブログです。

書く人間はそれをわかっているのだと思いますが、読むほうは、あまり気にしていないと思います。
読む人間は、そういうことを意識して読むべきなのだと思います。

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